2022年2月27日更新「マガポケ」『東京ネオンスキャンダル』のネタバレ・あらすじ情報です。
山柱組に1億請求された狩宮姉弟。
お金が足りず、身体を使って支払うことになったのだが…。
東京ネオンスキャンダル26話のネタバレ・考察はこちら↓
東京ネオンスキャンダル 27話のあらすじ・ネタバレ
裸で四つん這いになったレイナの周りを、大型犬が取り囲んでいます。
山柱組は、レイナと犬の情事を撮ろうとしているようです。
組員の一人が台車を押してくると、レイナを取り囲んでいた犬たちは怯えた様子で離れていきました。
台車の檻を開けると、中にいた大型犬がレイナ目掛けて飛び出していき、レイナの上に覆いかぶさります。
大型犬にレイプされている様子を眺めている組員の顔がみな、レイナの顔に見えて、ぎょっとするレイナ。
しかしこれは幻覚でした。
レイナが弄ばれる様子を見て喜ぶ山柱組の人たちと、立場の弱い女子大生をいたぶって遊んできたレイナの姿が重なって見えたのでした。
「ユータ!こういうときのためにあんだけ鍛えたんだろ?」
と、ユータに助けを求めるレイナ。
ところがユータは、山柱組にぼこぼこにされて、もう動ける状態ではありません。
手の指もすべて、おかしな方向に曲がってしまっています。
組長は、整形前の狩宮姉弟の写真と今の有様を見比べながら、
「キラキラした世界に復讐したかったんだろうが、この頃と何も変わってないな」
と、狩宮姉弟が一番言われたくないであろう言葉をぶつけました。
黒羽根は、そんなレイナとユータの様子を物陰に隠れて撮影していました。
狩宮姉弟の身を案じる葉山。
しかし黒羽根は、山柱組のペット売買を秘密にする代わりに、これ以上のことをしないうように事前に山柱組と約束していたのでした。
葉山の部屋に『ペット密売』の原稿を置いておき、狩宮姉弟をこの倉庫におびき寄せただけでなく、狩宮姉弟の整形前の写真まで入手した黒羽根の手柄に感心する葉山。
人身売買サークルの実態を暴いた記事から首謀者の顛末の記事までで、トータル24万「いいね」いくだろうと黒羽根は予測しましたが、なんだか満足していない様子です。
『兄ちゃん』と呼ばれる人物が自室でトレーニングしていると、レイナから「お金がいる」というメッセージが届きました。
それを見た瞬間、レイナの連絡先をブロックした『兄ちゃん』。
『兄ちゃん』は、週刊スキャンダルに記載されている黒羽根の名前を見て、彼女がまだ『嗤う赤獅子』を追っているのだろうと考えました。
東京ネオンスキャンダル 27話の感想・考察
狩宮姉弟の顛末は、とても悲惨なものでした。
山柱組は命は奪いませんでしたが、身も心もぼろぼろにされた狩宮姉弟は、今後普通に生きてはいけなさそうです。
元々は彼らが自分で蒔いた種なんですが…。
さすがにここまでの仕打ちは可哀想な気がしました。
そして狩宮姉弟の秘密を知れて喜ぶ葉山の顔は、ヒーロー感ゼロでしたね。
スキャンダルを狙う記者らしくなってきているからこそのあのリアクションなのでしょうか。
それならそれで良いことなのかもしれませんが、最初の頃のような爽やかさは減ってきているように感じます。
今回一番驚いたのは、『兄ちゃん』が黒羽根のことを知っているということです。
おそらく『兄ちゃん』は今までも人身売買サークルのような犯罪グループをいくつも牽引しており、その活動の中で黒羽根と接点を持ったのだと思います。
『兄ちゃん』が言っていた『嗤う赤獅子』という人物がどんな存在なのかはまだわかりませんが、黒羽根がこの仕事をしている理由が少しだけ垣間見えましたね。
今回はようやく『兄ちゃん』が出てきましたが、結局何者なのかはわからず…。
多くの謎を与えられた回でした。
東京ネオンスキャンダル 28話の予想
人身売買サークル編は、葉山が妹の友達のマリに依頼されたことから始まりました。
諸悪の根源である狩宮姉弟が成敗されたので、人身売買サークルの脅威がなくなったことを葉山はマリに報告すると思います。
マリから感謝されて、憧れのヒーローに近づけたことを喜ぶ半面、記者として他人の秘密を暴く快感を知ってしまった自分の本心の間で葛藤する葉山の姿が見れるのではないでしょうか。
事件を乗り越えるごとに描かれる葉山の変化がこれからどんな感じになっていくのか楽しみですね。
きっともっとブラックな雰囲気になっていくと思います。
人身売買サークルの黒幕らしき人物の『兄ちゃん』ですが、まだしばらくは何者なのか教えてもらえなさそうな気がします。
黒羽根のことを知っていることが発覚して、ますます『兄ちゃん』のことを知りたくなった読者も多いと思いますが、今までの感じから予測すると、しばらく『兄ちゃん』は出てこなさそうな気がするんですよね。
『兄ちゃん』と黒羽根の関係は?
黒羽根が『嗤う赤獅子』を追う理由とは?
今回も気になる点が盛りだくさんで、次の更新が待ち遠しいです!
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