2020年8月3日「少年ジャンプ」更新
↓↓前話 115話考察はこちら↓↓
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呪術廻戦ここまでのあらすじ
【獄門疆(ごくもんきょう)】に封印されてしまった五条悟。
その五条悟救出のため、【虎杖悠司(いたどりゆうじ)】、【冥冥(めいめい)】、【憂憂(ういうい)】は獄門疆のある渋谷駅構内地下4階を目指す。
途中二手に分かれて捜索中。
途中、【呪胎九相図】長男の【脹相】との戦闘により意識不明の悠仁は【漏瑚(じょうご)】により宿儺の指を10本取り込まされてしまう。
一方、渋谷ストリーム前で一般人の避難誘導を行っていた【パンダ】と【日下部篤也(くさかべあつや)】。
夏油傘下呪詛師達と戦闘中に爆発音とともに不気味な笑い声で現れたのは悠仁の体を乗っ取った【両面宿儺(りょうめんすくな)】だった。
漏瑚は宿儺に一発でも攻撃を当てることができれば宿儺に呪霊だけの世界を作るという作戦に協力してもらうという勝負をしていた。
だが、圧倒的な強さの前にやられる一方の漏瑚。
【極ノ番「隕(いん)」】
を発動した漏瑚は宿儺に向けて構えた。
巻き込まれると悟る日下部達は即座に逃げるように言う。
がしかし。
日下部の隣にはいつの間にか宿儺が。
『これより四方一町の人間全員俺が「よし」というまで動くのを禁ずる。』
『禁を破れば、勿論殺す』
と言い放ち動けない日下部達は、漏瑚の発動した巨大な炎の塊が近くなるのをただ見ていることしかできなかった。
そして日下部達の真上でその巨大な炎の塊は爆発した。
それでも無傷の宿儺は『オマエの得意で戦ってやろう』と言うと、『■』【開(フーガ)】を展開した。
すると、宿儺の手からは炎が。
混乱する漏瑚をよそに宿儺は『構えろ』と言う。
呪術廻戦116話あらすじ
漏瑚は再び【極ノ番「隕」(いん)】を展開し宿儺に挑む。
宿儺は炎を自由自在に操り、弓矢のようにして漏瑚に向ける。
ここで精神世界のような場面に移り、そこには【花御(はなみ)】と【陀艮(だごん)】が。
漏瑚は『すまない』と二人に言うと、花御は『まだ真人がいますよ』と言う。
後に花御はこう続けた。
『人が恐れ忌む死その向こうにもまた人が佇んでいる。人にとって死は鏡。真人は鏡そのもの』
『我々こそ真の人間だ』と漏瑚は言うとそこには宿儺がいた。
人間になりたかったのかと呆れ、その人間という位置ですら下らないと宿儺が言う。
そして漏瑚に『オマエは理想を掴み取る〈飢え〉が足りていなかった』と伝えると、漏瑚は認めた。
『だが、千年前戦った人間、術師、呪霊の中ではマシな方だった。』
『誇れ。オマエは強い』
と漏瑚を称賛した。
すると漏瑚の1つしかない目からは〈涙〉があふれた。
戸惑い驚く漏瑚。
『俺はそれを知らん』
と言いながら漏瑚を激しい炎で包んだ。
そこに一人のおかっぱ頭の青年が宿儺の傍にやってくる。
跪き首を垂れ『お迎えに参りました。宿儺様。』と言う。
一瞬誰か分からない様子の宿儺だったがすぐにその正体に気付く。
『裏梅か!!』
と反応すると、『お久しゅうございます。』と裏梅は微笑んだ。
一方、不意を突かれ瀕死の【伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)】
だが襲った呪霊は焦っている様子。
『起きろよ!!クソ術師!!』と恵に起きるよう叫ぶ。
そこには謎の大きな影があった。
呪術廻戦115話考察と感想まとめ
漏瑚の涙
今回はちょっと宿儺に感動しました。
強いだけあって、ただ横暴な暴君だと思っていましたがちゃんと強かった相手を認め称賛する優しさ?があるんですね(笑)
その言葉に涙する漏瑚。感動ものです。。
ではこの〈涙〉なんの涙なのでしょうか。
- 目的を達成できずに悔しい涙
- 呪いの王の宿儺に認められて嬉しい涙
- 再び花御、陀艮にあえて嬉しい涙
色んな感情が込められていそうですよね。
漏瑚は割と保守的かつ現実的なので、五条悟と戦った経験から格上である宿儺との戦いでは領域の押し合いでは勝てないとわかっているため領域展開を使いませんでした。
賢いといえばそうなのですが、そんな保守的なところを宿儺に指摘されています。
夏油傘下の中でも頭脳派の漏瑚がいなくなってしまいました。
今後、夏油達と宿儺&裏梅がどのような関係性になるのかがポイントですね…。
裏梅
ついに、夏油達と行動を共にしていたおかっぱ頭の正体が判明しましたね!!
まさかの宿儺の家臣…。
『お久しゅうございます』と言える関係性。
ということは、【裏梅(うらうめ)】も宿儺と同じ千年前の人物なのでしょう。
そして宿儺も信頼を置いているようなので、今後の二人の行動もかなり重要ポイントですね!!
関係ないですが、見た目は千と千尋のハク似です。(笑)
そしてファンの情報によると、
昔の俳句で「火ともせばうら梅がちに見ゆるなり」という句があり、今回宿儺が火を灯すと裏梅がきました。
そして【裏梅】とは、伝統色の一つで表は白、裏は蘇芳という色が用いられた装束の名称です。
白は彼の毛色でしょうかまつ毛も白いですね。まるで五条悟…。
この蘇芳(すおう)と言う色がこの呪術廻戦ではよく使われている気がします。
記事のTOPの画像の色が蘇芳です。
そしてもう一つの意味として、紋章の名称でもあります。
梅の花を裏側から見た図のことを言います。
そして、表向きの梅の花の紋様を使っていた【菅原道真(すがわらのみちざね)】の子孫である五条悟や乙骨と関係してくるのではないかとファンの間で盛り上がっています。
さらに注目したいのは彼の着ている袈裟です。
たまたま夏油と一緒とは考えにくいですよね。
もしかすると、【夏油の中身】【宿儺】【裏梅】は三人グルかもしれません。
意識不明の伏黒恵
ラストのシーンでは、瀕死の恵に呪霊が焦って起きろと声をかけていました。
個人的に考えた3つの考察は
- 宿儺と漏瑚の放った隕石や炎が迫ってきて焦っている
- 恵の何らかの術式が発動or暴走
- お気に入りの恵を襲われ怒った宿儺が放った術式
ではないかと考えています。
2の考察ですが、倒れている恵の手は印を結んでいませんでした。
今までのシーンでは、領域展開、術式共に手で印を結ぶことが発動条件となっているため【十種影法(とくさのかげほうじゅつ)】ではないと思います。(例外は五条悟)
となると、可能性があるのは未だ謎の【布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)】ではないかと思います。(これは印を結ぶことが必須か不明のため)
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呪術廻戦116話以降の展開予想
今後の展開は、宿儺と裏梅がどう出るかで戦況は大きく変わると思います。
そして千年前の宿儺のこと、裏梅との関係性等少しずつ明らかになっているのではないでしょうか。
ここで私が気になったのが宿儺の入れ墨です。
腕に二本線と顔にもらしきものがあります。
これは昔の日本で実際に罪人に入れ墨を入れるということを行っていたそうです。
地域によって模様や入れる位置も変わっていました。
そしてその数だけ、罪を重ねたということらしいです。
つまり生前宿儺は罪人であったのではないでしょうか。
ここからはちょっと極論ですが、
極度に人間嫌いなところや家臣のような人物がいるところ、相手を称えることができるところを見ると、何かしらの長であったのではないでしょうか。
そして裏切られ処刑され憎しみや呪いが大きすぎた故に両面宿儺という呪いの王が誕生したのではないかと考えています。
まあこれはほぼ妄想のようなものですが…。(笑)
裏梅の登場で菅原道真説も出ているのでいますが…どうなのでしょう。
今後の展開に期待ですね^^
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